日本脳炎ワクチン
37.5℃以上の発熱は接種後2日以内に約1.6%に見られる。発疹の頻度は約0.3%以下である。接種局所の腫脹・発赤及び疼痛が接種後2日以内に約 11%見られる(健康状況調査報告)。マウス脳を原材料として使用するので脱髄性疾患の発生が心配されたが,現在のワクチンは高度に精製されているので,脳成分の混入はほとんど無視しうる。また,日本脳炎ワクチン接種後に急性散在性脳脊髄炎(ADEM)を起こしたとの報告が極めてまれに報告されているが,ワクチンとの因果関係は明らかではない。
つまり、一定の割合で副作用(このサイトでは「副反応」と表記されている)が出ることはわかっていたし、ごくまれに今回の予防接種中止のきっかけになったのと同じ症状が出ることも知られていたようだ。だけど、その原因が予防接種であるという因果関係を証明するのは難しいらしい。これって単なる責任追及をかわすための方便なのか、それともほんとにできないのか分からないが、素人考えでは、一定の割合で出るんだったら、「なんかあんだろ!」と思ってしまうのだが…。
日本脳炎だけにかぎらず、予防接種をすると、それによる被害が出ることがわかっている。
そこで、じゃあ結局うちの子は予防接種をすべきか、それともすべきでないかということを考えるわけだけれども、ここからが難しいところ。< br>
日本において、日本脳炎がどれくらい発症しているかというと、少し古いデータだが、患者数は一桁だという。これだけ見ていると、日本脳炎にかかるリスクはそれほど高くなさそうだから(これが今回の予防接種中止の根拠か?)、危険を冒してまで予防接種する必要はないんじゃないかと思ったりもする。
しかし、リスクというのはあくまで統計であって、ある人がとりえる状態は「感染しない」と「感染する」という二つしかない。感染すると致命的な状態に陥る場合は、単なる確率とかリスク計算だけで割り切れないという気がする。だって、「かかる可能性は低いけど、かかったら必ず死にます」って言われたら、けっこう恐くない? もしかしたらこんな言い方は人を説得するときに使えるかもしれないね。< br>
それで、朝日の社説なんだけれども、
不安を募らせる保護者も少なくないだろう。予防接種をしなくて本当に大丈夫なのか。個人が希望すれば、接種を受けられるというが、どんな場合に接種が必要で、その危険はどのくらいなのか。いきなり個人の判断に任せられては、戸惑うのも無理はない。
厚労省は、予防接種を勧めない理由をできるだけ丁寧に説明し、保護者らに参考となる情報を提供する責務がある。どこでそうした情報を入手できるのかも、知らせる必要がある
なーんて書いているけど、「それって、あなたたちの仕事なんじゃ」と思うんですが…。
日本脳炎に限らず、感染症の対策はスピードが鍵を握る。確かな情報を素早く知らせることの大切さを再確認してもらいたい。
お前もなー。
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