国立がんセンターの部長クラスの年収が1000万円くらいだというウワサを聞いたことがある。年収300万円時代のサラリーマンからすればうらやましい限りだが、それまでに払った投資に対するリターンとしては、いささか不十分という気がしないでもない。
30歳で年収1000万なんて会社があるご時世で、外科医みたいなマルチK(きつい、汚い、危険、くさい、苦しい、厳しい、告発される等々)な職業に従事している人たちの、しかもその頂点とも言える国立がんセンターの部長の年収である。
仕事がきつい上に、成り上がるチャンスがないとなると、夢がねーなーと思わざるを得ない。そんな業界に良い人材が集まる訳がない。でも、それがなくていいはずがない。だから、日本の医療はそのうち韓国に抜かれるだろうという話もちらほら。
韓国といえば「ぺ」。ではなくて、現代とかサムスンが台頭しているわけで、日本人としては残念ながら、今後いろんな分野で韓国に負けることになるんでないでしょうか。
小児科や産婦人科についてはそんなことがあるのねってはじめて知ったけど、けっこう深刻っぽいね。これって、農業の状況に似てる気がした。自給率が下がりつづけてるっていうのに、いまだに減反をつづけている訳だし、「農家には米の価格が下がっても大丈夫なように、工夫したらいいんでないかい」みたいな、「ついては自分で何とかしなさい」的なことを言うじゃない。
生き残るのは、おっきな農家と、ホントに智恵を使った人だけになるんわけで、でもこういう分野にはよっぽど気概のある人か、いろんな意味であきらめた人しかいないわけで、でも多いのは後者なわけで、そうするとやっぱりじり貧なわけで、誰かがやらなきゃいけない国を支える基盤のところを誰にやらせるかっていうのは、問題だよね。しかも、あんまり高い金は払えないわけで、というか安い賃金でだましだましがんばってもらわざるを得ないわけだし。
医療も農業もこれまで株式会社の参入が阻まれてきた訳で、それにはそれなりの理由があるわけだけど、保護されてた業界って言うのはだんだん腐ってくわけで、腐ってもいい業界ならそれはそれでいいんだけれども、医療と農業はどっちも国民の生存には不可欠で、重要な分野なわけで、まいっかではすまない話なんだけど、どうしてくれましょうか?
【日記の最新記事】


